第2章 問題の管理

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発生した障害や、テスト中に見つかった問題は、ちゃんんと管理してトラッキングしましょうって話。



ポイントは「障害報告」の書き方。
問題を再現するために必要かつ十分な情報を書くこと。

情報が少ないと再現出来ないし、
かと言って情報過多だと、データベースが重複する情報で溢れてしまう。

これ、SEとしては当たり前の話なんだけど、意外と出来てない人が多い。
私は製品部門にいるので、いろんな障害報告を受ける側なんだけど、
全然情報足りないで解析依頼がきたり、逆に製品の問題かどうかも絞り込めずに丸投げされることも多い。
こういう技術力低い人ばっかだと、そりゃ残業も増えますわな。笑。



面白かったのは問題管理とテストケースの関係。
問題が見つかったってことは、テストケースが不十分だったってことだから、
テストケースを作成して、その時点で問題はクローズしろって話。
開発中に見つかった場合は、そもそも問題管理DBに登録せず、
最初からテストケースを書けと。
テストケースのステータスで問題が解決したかどうかチェック出来るし、
問題管理データベースが未解決の問題だらけだとエンジニアのモチベーションが下がると。



最後はツール使えって話。
問題管理、バージョン管理、変更管理を連携して、ちゃんとトラッキングすること。



2章はまだ触りって感じですね。でもそれなりに気付きもあってよかったです。
3章以降にも期待〜☆